準備いただく機材

  • アプリを使用するための端末
    本アプリの利用に際し、予め医療機関にてスマートフォンやタブレットをご準備ください。
    ※ 対応OSバージョンは以下の通りになりますのでご注意ください。
    iOS:12.0以降 / iPadOS12.01以降
    Android:8.0以降
  • バーコードリーダー
    患者様の接種記録データ等を電子カルテへ転送したい(電子カルテ転送機能を利用する)場合、電子カルテに接続可能で、且つQRコードの読み取りができるバーコードリーダーをご用意ください。
    ※ 電子カルテ転送機能の詳細については「4-1.接種記録データ等の転送」をご覧ください。

使用端末等の管理

<通信環境>

  • 本アプリは、ネットワークサービスを通じて接種記録等を閲覧及び記録するものです。医療機関等は、ネットワークサービスの利用に当たっては、当該ネットワークサービス所定の利用条件に従ってください。
    なお、ネットワークサービスの利用に当たってはインターネット環境が必要です。インターネット環境の整備及び当該環境にかかるセキュリティを確保してください。
  • 利用する通信回線については、公衆無線LANを利用しない、使用する無線LANは暗号化する、SSID・MACアドレスによるアクセス制限を行う、ANY 接続拒否(ステルスモード)等の対策を行ってください。

<使用端末>

  • 本アプリを利用するにあたり、必ずパスワード及び使用端末の認証情報(スマートフォン等の生体認証情報、PIN番号を含む)の設定をしてください。
    また、パスワード等が第三者に知られないように又は利用されないように、パスワード等の共有は特定の者に限る、パスワード等を定期的に変更する、パスワード等のメモを禁止する等、十分な注意を払って管理してください。
  • 使用端末上で患者様の個人情報と接種記録が突合された状態で閲覧可能となることから、以下を参考に使用端末を適切に管理してください。

▼ 運用上の対策
- 使用端末として個人の管理下にある端末の利用を禁止する
- 使用端末を利用するエリアを特定し、決められたエリアでのみ利用する
- 利用終了後の保管場所、保管方法(施錠できるロッカーで保管する等)を定める
- 覗き見防止フィルターを利用する、スリープモードを設定する
- 紛失・盗難時の手順を含む運用管理規程等を策定する

▼ 技術的な対策
- 不正ソフトウェアのスキャン用ソフトウェアの導入
- 紛失・盗難時の対策システム(追跡、リモートロック等)の導入
- スパムメール対策として、使用端末でメールを受信しない
- OS、アプリケーションの定期的なアップデートの実施

<その他>

  • 使用端末やネットワークサービス、インターネット環境により、本アプリの動作や機能が限定的なものとなる場合や、本アプリが利用できなくなることがあります。

個人情報

  • 本アプリを導入している医療機関等で、患者様が予防接種を受けた際、本アプリにて当該接種記録を弊社クラウドサーバーへ登録します。
    クラウドサーバーへ登録される接種記録の項目は下表の通りであり、接種記録に紐づく患者様の氏名等は患者様がお使いの「一般ユーザーアプリ」が保持しており、個人情報と分離する形でクラウドサーバーへ保存されています。
    また、クラウドサーバーに登録された接種記録は、患者様が同意した場合に限り、医療機関等で閲覧・取得することができます。
    なお、医療機関等が閲覧・取得し、本アプリ内に保存される接種記録は、一定の時間経過後、消去されます。

    ▼ 弊社クラウドサーバーへ登録される接種記録の項目

性別
生年月日
既往歴・合併症
アレルギーに関する情報
副反応に関する情報
ワクチン接種医療機関名・診療科
接種日
ワクチンの製品情報
ワクチンの接種量
ワクチンのロット番号
ワクチンの有効年月日
ワクチンの接種回数
定期または任意等の種別
ワクチンの接種方法・接種部位
メモ(医療機関のコメント)
  • 本アプリを利用するにあたり取得する個人情報を、個人情報保護法その他関連する法令、監督官庁の策定するガイドライン等に従い、厳重に管理及び保管してください。
  • 個人情報を含む、本アプリの利用により取得した情報を、医療サービスの提供その他医療機関等が掲げる個人情報等の利用目的の範囲内で利用してください。
  • 接種記録の閲覧により、医療機関等は、弊社から患者様が管理する個人関連情報(個人情報保護法第2条第7項)の提供を受けることになります。
    閲覧・取得した接種記録を電子カルテに転送する機能を利用しない場合は、医療機関等で弊社より接種記録の提供を受けた旨及び提供年月日を、患者様の氏名等とともに、別途カルテに記載する等により記録し、その記録を診療記録とともに保存してください。
    ※ 電子カルテ転送機能の詳細については「4-1.接種記録データ等の転送」をご覧ください。

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